先日Java Silverという資格を受けてきました。当社は内定後に興味のある資格試験のテキストを頂けることもあり学生時代にJava Bronzeを受けていて、そのまま流れで受けたくなってしまった感じです。
話は変わらないのですが、飲食店だったり、待合室だったりでテレビを見かけることがあります。夕方くらいだと、登場人物の名前も知らないドラマの第7話の開始20分後くらいから見始めることになるのかもしれません。少なくとも興味があったとは言えない知識量であるにも関わらず、ご飯を食べ終わったり受付に呼ばれたりしたときあと5分だけ見たい気持ちに襲われて、結局犯人が誰なのか分からずもやもやしたまま電車に乗ってお家に帰るわけです。
お家に帰って、別にドラマを見ることが用事だったんじゃないんだよな…とふと思ったとき、集中度は後から上がってくる方が自然なのかなと思いました。過去にこのようなことを書いているのですが、勉強をなるべく特殊なものにしないで、日常に近づけることで開始するハードルを下げた方が結果長続きするのではという考えはこの辺りから来ています。
やっぱり話は変わらないのですが、人によってはスマートフォンという機械を1日3時間くらい触っていると思います。でも、1時間の3セットで使ってる人はほぼほぼいなくて、5秒で閉じてしまうときもあれば20分で閉じてしまうときもあるといった、不確定な時間の連鎖が長時間という結果を生んでいると思います。変な話、スマートフォンのロックを解除してから30分以内にスマートフォンの画面を閉じてしまったら爆発する仕様にアップデートされたら、触る時間はむしろ減ってしまうのではないでしょうか。
やっぱりやっぱり話は変わらないのですが、Java Silverは短期間の学習に向いている量ではなかったため、6月ごろから始めていました。
先ほどの2つを満たす勉強の仕方として、以下のやり方で取り組んでいました。
1.開始時点でのやる気は無視すること
youtubeを見たり、加入しているスポーツの中継が見れるサイトだったりで何か眺めたりしながら始めていました。勉強しよう!と思う気持ちが先だったのは直前に模擬試験を解いたときだけで、なんとなく参考書がテーブルの上や枕の近くに転がってるから開いてる状態という方が正しいです。始めるというよりcpu使用率0%で何も考えずに開いているだけみたいな感じです。
2.飽きたら0.2秒でやめること
1回30分と時間を先に決めると始める前に気が重くなる感じがあって、勉強始めたら今日はもう遊べないのか…という気分になってしまい、結局遊びたいので30分や1時間という時間を取れずに0分になってしまうことが私は多いです。少なくとも自分がこういう人なことを理解しているので、勉強時間は1秒以上だったらセーフということにしました。
このやり方は飽きたらやめればいいやと思える分だけ軽い気持ちで始められることだけでなく、結果的に嫌々やることがなくなるので記憶の定着が良くなります。おそらく人は嫌なことがあったときになるべく離れたいから理解しようとせず、その一方で同じ状況にならないように覚えてしまうのかなと思っています。覚えるということは忘れる可能性がある以上何回もできますが、理解するということは1回で済むため、自由な時間を使う前提であるならば飽きたらやめるは一つの考え方としてありなのかもしれません。
結果はBronzeと同様に得点率8割でした。前日と前々日に半日有給を取って8時間ずつくらい模擬試験を解いて見直しをしていたのですが、ここで1割くらい点数が伸びた印象です。もしOracle Java関連の資格を受ける人がいたら、黒色の本の最後の問題は解いた方がいいと思います。
曖昧に回答したところも多く、9割取れる人に比べてあまり理解できていないのに同じ結果になるのはどうなんだろうと帰りの電車で思いながら、でも受かっている資格の勉強はさすがにしたくないな…と微妙な気持ちになっていました。気分的に先に行く方が楽に感じてしまい、そのまま電車を降りてからgoldの参考書を買ってしまいました。怖いものみたさで下期に受けてみたいです。
ちなみに今月の新人ミーティングの話を聞いていたところ全員上期に目標にしていた資格に合格していたみたいです。みんなすごいなぁと思いながら話を聞いていたときにこのブログの下書きを思い出して、このようなやる気のない人の勉強法を真似しないでほしいとも思いました。また次回もよろしくお願いします。