コトダマ

投稿者: 原澤 茉帆

こんにちは!原澤です。 

最近、東京リベンジャーズを毎週見てしまいます。場地くんの男気に泣きました。 

根拠のない自信

担任の先生が、数人の男子児童たちに向かって「何回も”できない”と声に出してから、俺を持ち上げてごらん」と言いました。その言葉通りに行動した彼らでしたが、ジムのトレーナーのようにガタイの良い先生を持ち上げられるわけもなく、疲弊してため息をつきました。そして先生は、「次は、”できる”と声に出してから、同じことをしてごらん」と言いました。 

“結果は当然同じ。むしろ2度目の方が疲れているし持ち上がるはずがない。”と思ったその時、男子児童たちはいとも簡単に、軽々と先生を持ち上げました。彼らはもちろん、他の児童たちも驚きを隠せません。「先生、どうやって身体を軽くしたの?」「見えない何かに支えられてるんでしょ?」と、小学生らしい質問をする児童もいました。 

これは、私が小学6年生の頃に経験した出来事です。社会人になった今でも、深く記憶に残っています。 では、1度目と2度目で何が違ったか。それは、”できる/できない”という自己暗示の種類です。私は、何かでつまづいたとき、”できる”という「根拠のない自信」を持つことが解決の糸口になり得ることを、この出来事から学びました。 

効果を説こうか

⇑見出しは去年の新人ブログから、及川さんの記事名を堂々とパクりました。ごめんなさい。

「ピグマリオン効果」をご存知でしょうか?

ピグマリオン効果

他者からの期待を受けることで学習や作業などの成果を出すことができる効果。(⇔ゴーレム効果)

https://www.kaonavi.jp/dictionary/pygmalion/

この「他者からの期待」を「自分自身への期待」と置き換えると、ポジティブな自己暗示が、本来の、またはそれ以上の力を発揮させ得る、ということにならないでしょうか。自信は、潜在的な自己肯定感を高め、その人の集中力や思考力を高めたり、多様な可能性を引き出したりすると、私は思います。

『できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である。』 

これはピカソの言葉です。そうです、あの、パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンディシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソさんです。 

私は苦手なことが多いと、どうしてもネガティブな感情に支配されてしまいます。そして無意識のうちに、このネガティブ感情が本来の力まで抑制する、という悪循環に陥ります。そんな時は、”できる”という自己暗示のもと、必要以上にネガティブにならないよう心掛けたいと思います。 

以上、お読み頂きありがとうございました!

ょっくら小話

東京パラリンピック車いすテニス男子シングルスで、国枝慎吾さんが金メダルを獲得されました。そのニュースを見て私は、高校性の頃、英語の教科書で読んだ彼のエピソードを思い出しました。それは彼が毎日、鏡に映る自分に向かって≪ 俺は最強だ!( I’m the strongest! ) ≫と叫ぶ、という習慣をつけたら、精神が強化され試合の勝率が上がった、というものでした。当時そのエピソードに感化された私は、時折真似していました。そうするとなんとなく心がスカッとしたのは、今でも良い思い出です。