風景

投稿者: 高 岳

今回はいつもと趣向を変えて、本社から見える風景を見ていきましょう。

本社はビルの32階にあるのですが、幸いなことに、周囲に視界を遮る建物がほとんどありません。つまり、360度関東平野を楽しむことができるのです。

コロナ以前は、花火大会の日にオフィスから楽しんでいた方もいたそうです。人混みもない特等席というわけですね。

さて、見える風景を紹介するために、超簡易的なSIのフロアマップと、写真を撮った場所を記してみました。
どの方角から何がみえるのか、是非参考にして、みなさんも風景を楽しみましょう。

① 北側の風景

手前側からみてみましょう。
まず、スーパーアリーナの屋根が見えます。中も見えれば、本社からライブとかが見えるのになぁと思ったり。

少し右に視線を移すと、特徴的な緑の直線と丸いエリアがあるのが分かります。こちらは武蔵一宮の氷川神社になります。五街道の一つ、中山道から参道がスタートして、20分くらい歩くと神社に着きます。途中、カフェやお団子屋さんなどのお店もあり、お散歩に最適なコースでしょう。

また左に視線を移すと、大宮駅が見えます。一大ターミナル駅として名を連ねているだけあって、駅前は商業施設でにぎわっています。ですが駅から数分歩くと、すぐに住宅街へと様変わりしていきます。
また、東京から北に向かう電車は、大宮駅を過ぎると東北方面と越後・北陸方面へと別れていきます。北へ旅立つ時、大宮を過ぎるといよいよ旅の始まりだなという感じがしますよね(大宮以北にお住まいの方、ちょっとすみません)。

北側の風景の目玉は、やはり山でしょう。天気が良ければ、正面に日光の男体山と群馬の赤城山が見え、立派な関東北部の山々を見ることができます。群馬と新潟の県境の山々や、草津の方・浅間山まで見ることができます。
男体山と赤城山といえば、ヘビとムカデの戦いの舞台の場所だと言い伝えられていますね(気になる方は調べてみてください)。そんなストーリーにも思いを馳せながら、北側の景色を満喫しましょう。

② 東側の風景

東側を見ると、手前側はさいたま市の見沼区や岩槻区といったエリアが見渡せます。さいたま市は広く、線路沿いのエリアでは住宅地が広がっているのですが、それ以外では緑のエリアが結構広がっています。

画像の中心あたりには、首都高の出入口があります。「首都高って東京なのでは?」と思われる方も多いかもしれませんが、それはきっと新都心エリアが東京都心と同じくらい重要視されている証拠ですね(?)。

首都高出口周辺の見沼エリアは、昔は名前の通り、とても大きな沼がある土地でした。それを江戸時代に、井沢弥惣兵衛という人が幕府に命じられ、用水の整備とともに田んぼへと変えていきました。今では田畑はだいぶ減りましたが、まだ一部では残っているような状況です。このエリアでサイクリングすると、程よく自然を満喫できていいかもしれませんね。

緑の多い風景を見ていると、なんか大きな、独特な方をした建物があることに気づきます。これが何か分かったあなたは、おそらくサッカーが好きな方ですね。そうです。埼玉スタジアムです。私はあまりサッカーには詳しくありませんが、W杯などの主要な大会はここで開かれたりしますよね。さいたまが誇れるもののひとつではないでしょうか。

東側はあまり目立つ高い建物がありませんね。それゆえ、筑波山の存在感がすごいです。
目を凝らせば、柏など千葉・茨城の線路沿いにある大きな町が見えますが、よほど空気の澄んでいる日にしか見えません。また、方角的には霞ケ浦とかも見えそうなのですが、32階だとちょっと高さが足りなかったようです。

③ 南側の風景

南側は首都東京が一望できます。スカイツリーをはじめ、六本木・虎ノ門、池袋・新宿副都心の高層ビル群が見渡せますね。

武蔵小杉の高層マンションや、横浜のランドマークタワーも見えます。

都会といえば、夜景が映えますね。夜景は本社のどの方角を見てもきらめいてきれいですが、東京はやはり使用している電力が桁違いだからか、一層輝いています。

④ 西側の風景

やはり目を奪われるのが、富士山ですね。「ふーじはにーっぽんいーちーのーやまー」と全国の小学生が歌うのも分かります。全国に富士見って地名があちこちにあるのも分かります。富士塚を作りたくのも分かります。存在感が違いますもんね。浮世絵にかかれる富士山とは若干形は違いますが、それでも冬季の冠雪している姿は美しいです。

富士山の両側にも、山が見えますね。右手側には東京西部・秩父の山々が広がっています。東京都にも、2000mを超える高い山があるんだなと改めて思わされますね(雲取山を代表に)。秩父の方では、石灰石の生産で有名な武甲山が、一座だけ山の色と形が違って面白いですね。
左手には、神奈川の丹沢山地が広がっています。

ちなみに、富士山の下には、高尾山周辺の山々が見えています。新都心からは重なっている姿を楽しむことができます。

画像を見ると、住宅地がないエリアが目立ちますよね。ここは荒川が流れており、その両側は田んぼが広がっています。埼玉の奥地、甲武信ヶ岳(武甲山の左側に見える高い山)から始まり、秩父・熊谷を経由して、目の前を流れ最後に東京湾にそそぐ。なんかロマンがありますね。

手前側には、北与野駅が見えます。本社の最寄り駅はさいたま新都心駅ですが、北与野駅も徒歩圏内となっています。新幹線が走る姿も、西側から楽しむことができます。

編集後記

風景は日々見え方が違って、大変趣深いです。時間帯・天気によっても、見せてくれる姿を変えてくれます。

みなさんも休憩の際は、ちょっと外の風景を眺めて、リフレッシュしましょう!

この記事を書いた人

高 岳

高 岳

さいたま市歴14年、埼玉県歴20年のベテランさいたま人。
EC事業部の配属になりました。
一流の、技術力を兼ね備えたエンジニア・いろんな人に頼られるエンジニアを目指して日々勉強していきます。
よろしくお願いします!

p.s. 旅行もっと行きたいです。温泉に入って癒されたいです。

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