皆さんこんにちは!
最近雨の日がなくて、空気もからっからですね…
今回は私が最近行っている、単体テスト仕様書作成についてです!
単体テスト仕様書とは?
システム開発のプロセスは、おおざっぱに「要件定義 → 設計(基本、詳細) → 開発 → 各種テスト → リリース」というフローで行われているのは、多くの方がご存じですよね。
単体テストはテスト工程の最初に行われるもので、詳細設計の内容がきちんと実装出来ているかどうかを確認するために必要な工程です(以前の西薗さんの記事も参照してみてください)。そのテストを行うにあたり、「この通りにテストして、ちゃんと問題なく実装出来ていることを確認してね」というテスト内容を記したものが、単体テスト仕様書です。
テスト仕様書作成の難しさ
詳細設計で意図された機能を、小さな単位でひとつひとつ確認していくことから「単体」なのですが、とある一つの機能をテストするといっても、その機能にはいろんなパターンのデータが入ることが多いです。となると、その機能がちゃんと実装できているかを確認するには、そのデータのパターンすべてを試し、いずれの場合も想定された処理がなされているかどうかをテストしなければなりません。考えられるすべてのデータパターン・操作のパターンをもれなくテスト項目に加え、それぞれの想定される結果も正しく記載していかなければいけないことが、テスト仕様書を作る中で一番難しいことだと感じています。
またテスト仕様書は、テスト実施後、最終的にお客さんも確認することになります。テスト実施者にも、お客さんどちらに対しても、分かりやすく見やすいフォーマットで作る必要があり、作成者の工夫のしどころかなと考えています。
テスト仕様書作成を通じて
このようにテスト仕様書を作るのはなかなか難しく、頭を使わないといけないので結構疲れます(まだ慣れていないのと、経験が少ないというのもあるかと思いますが)。
ただ、テスト仕様書を作るためには、その画面の機能について理解していないといけません。この作業を通じて、機能に対する知識も深まるかなと考えています!
それでは、今回もご覧いただきありがとうございました!
他の同期と同じく、ブログのネタが切れてきました…
次回もお楽しみに!