EC部の研修は個々の課題に明確な期限がなく、その人の理解度に合わせて進んでいきます。順調に進んだ場合でも半年間を目安にしており、3か月研修の企業が多いことを踏まえるとこれだけ時間を掛けてくれる会社は非常に珍しいと思います。
研修に触れた記事が5月で止まっていましたが、主にSI WebShoppingのカスタマイズ課題を行っていました。それも含めて、EC部に配属された新人が行う研修の概要を書きたいと思います。
以下は内容と実際に私が取り組んだ期間です。最初に書いた通り個人に合わせて進むため、あくまで参考ということでお願いします。
- プログラミング言語研修
– 配属から5月まで - SI WebShopping研修
– 6月から8月まで - Linux研修
– 9月から??まで(現在取り組み中)
1.プログラミング言語研修
– 過去の記事を参考(EC部5月研修内容)
最初はプログラミングの知識を身につけます。人によって最初の理解度が変わる場所なので、それぞれのペースでテキストを読みながら進める流れです。具体的にはhtml,jsp,javaの研修となっていて、その中でもjavaを中心に学習を行います。
2.SI Web Shopping研修
– カスタマイズ 9課題
– カスタマイズした自身の製作物に単体テスト 4課題
– 結合テスト 1課題
ここからは実際の製品を触っていく研修となります。SI Web Shoppingの製品ページはこちらです。
日本語で書かれた設計書を読み、プログラミング言語で実装するのが大まかなイメージです。読解力とプログラミング力の両方が問われるため頭を使いますが、そういうのが好きな人であれば楽しい課題であると思います。この課題が終わる頃にはjava bronze程度の知識は身に着くように感じたので、製品を触れると言いながらも汎用的な知識も身に着く印象です。
単体テストと結合テストというのは動作確認です。システムが期待通りの動きをすること、期待してない動作をしないことを、予め用意した操作手順に沿って確認する内容となっています。
3.linux研修
– 仮想マシンを立ち上げて、サーバー周りを理解する
linuxはOSと呼ばれるものの一種で、windowsやmacと同列にあるものだとイメージしてください。パソコンと言えばマウスでクリックしたりドラッグしたりして操作する印象があるかもしれませんが、linuxはキーボード入力を中心に操作を行っていくのが大きな特徴です。
webサイトは世界に繋がる必要があるためサーバーと呼ばれるものが必要で、そのためにlinuxの知識が必要となってきます。研修では自分用のサーバーを作り、そこにアクセスをしながら課題を進めていく流れで行います。
現在の私はlinuxの研修に取り組んでいます。これが終わると研修が終わりということになり、実際の案件に入っていく予定です。難しいところもありましたが、分かったことにして進めないといけないような進み方をしないため、ひとつひとつ理解しながら進められるのが当社の研修のいいところだと感じています。
次回もよろしくお願いします。