進みの速さはふたつとひとつ

投稿者: 小澤 稔浩

今回の内容ですが、まだEC部の研修内容について触れた記事がないので、5月をすべて振り返ってみようと思います。とにかく浅く広く行きましょう。

イメージしやすいように、内容を最初に列挙してみます。

学習系
・HTML
・JSP
・Java

新人業務系
・電話応対
・議事録作成
・様々な申請

全社系(今回はEC部に限定して話すので割愛します)
・掃除
・勉強会

時間比率で言うならば8,9割くらいで学習系です。1日6時間~7時間は学習をしていると思います。新人でもできる業務は行いますが、知識のないままプロジェクトに繰り出されることはありません。入社前のイメージ通り、時間を掛けた研修が出来ています。

新人業務系

電話応対
EC部に掛かってくる電話を受け取り、指定された人に取り次ぎます。電話応対というとものすごく怖いイメージがありましたが、よく考えると自分に対して用事があるのはあり得ないこともあり、回数を重ねて慣れてきたと思います。

議事録作成
週に1度行っているチーム(部内を案件ベースで区切ったグループ)のミーティング内容を記述するというものです。知らない言葉は聞き取れないからこそ、自分が所属しているチームの先輩たちがどういった仕事をしているのか追う癖がつきます。

各種申請
様々なものがあるのですが、イメージしやすい経費申請を例に挙げると、個人として研修で必要なJavaの本を購入したり、EC部として必要なモニターを購入したりするので、その申請を行うというものです。これらの作業は覚えるというより画面に従って正しい手順を踏むのみなので、丁寧に行うことを意識すればそう難しいものではありません。

と、書きましたが、電話応対が1日数件ある程度で、それ以外は毎日行うものではありませんので、最初の説明のように勉強をしている時間が1日の大半を占めることになります。

学習系

ここからは、プログラミング系のお話です。4月の合同研修でHTML(webページを作るための言語)を軽く触ります。その記憶を辿りながらHTMLの研修を始め、次にHTMLの中にJavaというプログラミング言語を記述できるJSPの研修を行います。
1 + 2と記述したら、webページにも1 + 2と表示するのがHTML、これをJavaというプログラミング言語で1 + 2を計算し、3という結果をwebページに表示するのがJSPのイメージです。(かなりざっくりしています)

そして、JSPに慣れたら本格的にJavaの研修が始まります。足し算だけではなく複雑な処理をするためです。(この記事を書いている6月は実際に製品に触れていて、Javaの部分を触ることが多い印象です)

5月はこのような流れでした。しかしながら、EC部の研修では個々の課題に対して明確な期限がないため、自分の考えに従って研修の速度を決めることができます。つまり、結果的に私が5月に行った研修はこの記事の内容ですが、5月にこの量は多いと思った方はゆっくり進められて、逆にもっと学びたいと思う方は先に進むことができるという方針です。私としては、覚える箇所は早く進めて、理解する箇所は時間を掛けるといったように緩急をつけた取り組み方をしたいので、とてもやりやすく感じています。

今回はここまで。読んでいただき、ありがとうございました。