ありとあらゆるありふれた在宅勤務の物語

投稿者: 小澤 稔浩

7:00 起床…?

灯りの妖精さんが目を覚ましたようです。おやおや、次は温もりの妖精さんですか。ん、なんですか、どうやら声の妖精さんもいるのですね…?

そんな私の目の前に広がっている光景は綺麗な雪景色。埼玉は晴れが多い県なのですから、そんなことはあり得ないような。ふぁぁ、やっぱりまだ夢のなかでしょうか。

7:30 起床

おはようございます。…よく考えたら7時になったらありとあらゆるものに赤外線が送られるのを忘れていました。私の意志とは関係なく流れ始めるyoutubeではスキーをしているみたいです。なるほど、雪景色はそういうことだったのですか。

この時間になるとパンを食べます。出社していてもしていなくてもパンを食べます。ごはんじゃないんですかという疑問もあるかもしれませんが、家には炊飯器がありません。なぜならパンが好きだからです。嘘つきました。買うのが面倒なだけでした。

去年は駅でやっていた福引でケーキセットを当てたので今年は炊飯器を当てましょうか。なんだか当たる気がしてきたので、やっぱり買わなくていいでしょうか。

今回は在宅勤務の1日です。ちなみに出社編は西薗さんが書いてくれています。

8:20 業務開始(午前)

所定の時間は9:20からですが、フレックス制度を利用してこの辺りの時間から始めることが多いです。

私は現在2つの案件に関わっています。片方の製品チームでは引き続き障害対応をしていたり、最近はセキュリティのテストをしていたりします。セキュリティのテストというのは、悪意を持ったデータを入力されたときにシステムが正しく弾けているか確認するといったものです。悪意のあるデータがどういうものか気になった人は「SQLインジェクション」「クロスサイトスクリプティング」などで検索してみると面白いかもしれません。

あとは社内用のサーバーにデータベースを作ったりもしていました。半年前ならこういった作業は絶対にできなかったと思いますが、linux研修で学んだことや調べたことを振り返りながら取り組めたのでよかったです。研修に時間を掛けてくれるのは双方にとってメリットがあると感じました。

9:30 月初勉強会

記事を書いている今日は月初勉強会がありました。今回のテーマはリモートオフィスツールです。

話を聞いていると、リモートワークの課題の解決にはコミュニケーションの同期を目指すものが多いですね。そこにいる感じを演出したいといった共通認識がありそうです。音声を送るみたいなボタンがあって、受け取った側はクリックしたタイミングで声を聞けるといった、録音せずとも時間差で会話ができる非同期なコミュニケーションを目指す方向も面白そうとのんきなことを思いながら聞いていました。楽しかったです。

12:20 お昼休憩

基本は12:20~13:20ですが、在宅勤務の場合は家庭の食事の時間に合わせることができます。例えば家族が12時に食事を始めるなら20分休憩をずらせるといったものです。地味に親切だなぁと思いながらも一人暮らしなので普通に12:20になってから休憩しています。

13:20 業務開始(午後)

関わっている案件の2つ目は、実際にお客さんが運営しているサイトに対して要望の対応をしていく内容です。例えば家を建てるときに、柱を組んだり部屋の間取りを作ったりするのが先ほどの製品チームの役目ならば、こちらはお客さんの希望の色に合わせて壁を塗ったり、ソーラーパネルをつけてみたりと具体的な形にしていくイメージです。製品チームが作った土台をカスタマイズしていくので、カスタマイズ案件ともいいますね。

最近はWebページの改修を行うことが多い気がします。HTMLとか、CSSとか、なんとなく聞いたことがある人もいたりするのではないでしょうか。自分で手を加えたページがネットを通じて誰でも見れるのが不思議な感じがしますし、面白いところでもあると思います。

17:00 業務終了

所定労働時間の7時間40分に休憩を合わせると8時間40分なので、8:20に開始した場合は17:00に終えることが多いです。この時間で働いている人をそこそこ見かけるので、早く活動したい人も意外と多いのかなぁと思ったりしています。逆に遅めに始める場合はゆっくり寝れるのがいいところでしょうか。

24:00 就寝

読んでいただきありがとうございました。おやすみなさい。