私は情報系に向いている?

投稿者: 小澤 稔浩

今日からブログの更新が始まります。新人メンバーで順番に書いていくので、よかったらこれからも読んでください。初投稿の記事で少し触れましたが、これから情報系の職種を目指す人に向けてお話をできればと思います。

1.面白いと感じるかどうか

一つの大きな前提として、自分にとって面白いことは記憶に残りやすいです。

例えばですが、私はスポーツ観戦が好きで、特に野球は好きなチームの試合をほぼすべて見ているかもしれません。そして、好きなチームの選手はあまり試合に出ていない選手も含めて、全員の名前を知っている気がします。でも、選手の名前はノートに5回書いて覚えたわけでもなく、いつの間にか覚えていました。みなさんもきっと、自然と詳しくなったものがあるのではないでしょうか。

しかしながら、興味のないことは数をたくさんこなして短期記憶を長期記憶に押し込む形でしか覚えられなくて、やりたくないことを続けて時間を浪費してしまうのは一人の生き方としても勿体ないです。SIはいい会社だと入社1か月ながら思っているのですが、情報系が好きな前提はあると思います。
ちなみに、私は情報系の学科を卒業しているのでパソコンに触れるのが苦にならないことは知っていましたが、研修の内容を事前に知っていましたという能力はありません。当社の採用ページにもありますが、入社時の能力として求められるハードルは高くないと思います。(私は心配性なので、大学ではプログラミングから離れた研究をしていたと面接で話して、自分に求められている能力を確認していました)

面白いか判断する方法ですが、プログラミングをちょっと触ってみたり、何かを作ってる動画を見てみたりして、何か知らないけどかっこいい!くらいに感じたら最初はいいのかなと思います。

2.分からないことを調べられるか

ここから少し具体的になります。情報系は覚えることが無数にあるかつ、常に更新が入ってしまいます。そのため、すべてを暗記することは現実的に難しく、調べる能力が必要とされている印象があります。

研究室の頃から理解することが目的だから分からないことは調べていいと言われていましたが、研修でも同じことを言われています。分野としてそういう雰囲気があるみたいです。知らないことを考えることは大切ではあるものの、絶対に分からないことを悩み続けるよりは調べてしまった方がきっと速いです。

3.どこを覚えるか判断できるか

先ほど知らないことを調べると書きましたが、調べるためにはある程度の知識が必要に感じます。そのためにも、忘れてはいけない部分を判断できるとよさそうです。

情報系以外の分野で例えるとすると、数学の文章問題があったとします。そもそも分からないことは調べようがないので、どういう手順で解くのか、何の公式を使えばいいのかまでは自分で考える必要があります。その一方で、頭の中に浮かんでいる公式はマイナスが必要なのか、2乗は括弧の内側なのか外側なのか、sinなのかcosなのかというところは調べることができるので、完全暗記に頼る必要はないというイメージです。とはいえ、理解できているとその場で導けるので、結局大切なのは理解することなのが難しいですね。

纏めになりますが、情報系において分からないことを分かったと思い込むより、分からないと気づけている方が将来的に混乱しなくていいと感じています。研修では分からないことを分からないと言いやすい雰囲気で進められており、勘違いを減らして進められている実感があります。

また、つまらないと感じているものは理解度の判断を誤ったり、調べることを放棄して単純暗記に頼りがちです。そのためにも、面白いor面白そうという気持ちを持っておくのが何より大切なことかもしれません。